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リストラから奮起「プロレス美術館」作る60歳人生 自宅の一室をプロレス愛と熱狂が詰まった空間に

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  • 丹治 俊樹 日本再発掘ブロガー・ライター
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ごく普通の個人宅にしか見えない扉を開けると、プロレスファンにはたまらない夢の空間が広がっていた。迎えてくれたのは、湯沢利彦(ゆざわとしひこ)さん。

館内はミニチュアのリングを中心に、昭和のプロレスで活躍したプロレスラーゆかりの品々が展示されている。手作り感溢れるこの空間は、湯沢さんが1年ほどかけて手作りしたという。

湯沢さんのプロレス愛が溢れる夢空間(写真:著者撮影)

2000年に開館し2025年の今年で25年を迎える。その間に1300名近くの人が来館した。しかしなぜ、湯沢さんは自宅の一室を美術館にするに至ったのだろうか。そこには、仕事やお金など様々な苦労を乗り越えた湯沢さんの生き様が大きく関わっていた。

プロレス会場からは下を向いて帰った

1964(昭和39)年生まれの湯沢さん、子どもの頃は仮面ライダーが好きで、毎週のように放送を楽しみにしていたという。

そんな湯沢少年の人生を大きく変えた出来事が起きたのは10歳のとき、たまたまテレビをつけたときに流れていたプロレス番組『ワールドプロレスリング』だった。

原点となった試合のポスターは、今も大切に保管されている(写真:著者撮影)
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