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「フリーランスと会社員」成し遂げる仕事の決定差 会社を辞める前に思い出すべき「5つの恩恵」

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  • 村井 一雄 株式会社中之島設計代表取締役
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まずは「一定の給与がある」こと。これは会社員として働く、とても大きなメリットです。こなした仕事量にかかわらず、ある一定の給与が保証されています。

一方のフリーランスは、仕事が大量に発生すれば、自分がこなした分だけ、大儲けできます。しかし、1人でこなせる仕事量には限界があり、終わらなければ、土日も祝日も関係なく働かざるを得なくなることもしばしばです。

さらに、仕事がいつも同じようにあるとは限りませんから、仕事が少ない月は収入も減ります。仕事がまったくないことだってあり得ます。病気で働きたくても働けないこともあります。

そうなると、当然、無収入になってしまうことになります。会社員に与えられる月給、これは生きていく上で、大きな安心材料になります。

自分で営業しなくても「一定の仕事」が与えられる

会社には、歴史と信頼と実績があります。あなたが会社1軒1軒、頭を下げて「なにかお仕事はありませんか?」とお願いしなくても、こうした信頼と実績のおかげで、会社には一定量の仕事の依頼が舞い込んできます。だからこそ、社員を雇って、毎月、給料を払うことができるのです。

フリーランスのほうはどうでしょう。もちろん、会社と同様に、いい仕事をしたら、また仕事を回してくれることもあるでしょう。ただ、その会社があなたに回す仕事がない場合は、仕事がないわけですから、ほかの会社から仕事を請け負わなければなりません。

また、クライアントの方針や担当者が変わった途端に、一切仕事がなくなる場合もあります。

自分1人しかいないのですから、設計するだけでなく、新たな仕事を獲得するための営業は、自分でしなければなりません。時間のやりくりだけでも大変になるでしょう。

例えば、あなたがフリーランスの名刺1つでクライアントのところに営業に行ったらどうでしょう? よっぽどの有名人ならいざ知らず、飛び込みの設計士なんて玄関先で門前払いをされてしまうのがオチ。

クライアントがほかのクライアントを紹介してくれるようになるまでには、それ相応の時間がかかるものです。

一方、会社員の場合は、あなたの名刺には、◯◯会社◯◯部といったように会社名、部署名などが印刷されます。名刺の差出人の名前が有名か有名じゃないかにかかわらず、社名が相手に対する信用になるのです。

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【信用があるからこそできる仕事とは】

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