超有名な医学誌が発表、「1日のお酒の適量」とは? アルコールの「がん発生リスク」もここまで判明
古来「酒は百薬の長」と言われてきた。また、適度な赤ワインの摂取が心血管疾患のリスクを低下させるとする「フレンチ・パラドックス」の説も広く知られている。
ところが、近年の研究により、アルコールががんを引き起こすメカニズムや具体的なリスクが次第に明らかになってきている。
アルコール飲料に「がんリスク」明記?
2025年1月3日、民主党バイデン元大統領の最後の意地の1つが、公衆衛生分野で巻き起こった。
保健医療監察官(サージョン・ジェネラル)のヴィヴェック・H・マーティ氏が、アルコールと発がんリスクに関する重要な勧告を発表。そのうえで、アルコール飲料のラベルに“がんの発症リスクを明記すること”が、提案されたのだ。
これが実現すれば、喫煙が健康を害することが記載されているタバコのパッケージと同様の規制となる。
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