さまざまな場所でいろいろな荷物に触れ、さらに汗をかく現場。炎天下の中でもアイドリングストップして待たされたり、荷物を1つ1つ手で積み降ろしたりしなければならないドライバーたちは、1日にTシャツを何枚も着替えるほど大量に汗をかく。
また、肉体労働のイメージから、ずっとホコリまみれ・汗まみれだと思われることもあるのだが、多くのトラックドライバーにとって清潔を保つことは大切な業務のうちの1つになっている。
「食料品や医薬品を運んできました。ドライバーにとって、不衛生は直接のクレームにつながります」
「夏場は毎日洗濯します。コインランドリーがない場合は、手洗いしてますね」
1週間で1回しか浴びれないという人も
こうみても「1日に数回シャワーを浴びたい」という声が上がることは想像にかたくない。が、現状は数回どころか1日1回のシャワーすらかなわないドライバーもいる。
「大型の長距離をやったことありますが、シャワーは週1でした」
「私は1週間の航海(運行)でよくて2回、大抵は1回、最悪入れないときもありました。長距離担当を半年で断念したのはこうしたシャワーの事情もある」
さらにこんな声も。
「汗をかいたらすぐにシャワーを浴びたいところですが、働き方改革以降、ドライバーにまで効率を求めてくるようになったことで、シャワーを浴びられる時間が取りづらくなっています」
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