東洋経済オンラインとは
ビジネス

吉野家の跡地に出現「おしゃれカレー店」の実態 新業態を直撃!味のクオリティは申し分なしも…

8分で読める
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

名店とのコラボカレーは大成功

一方で、吉野家は同じカレーで大成功を収めている。1月16日から発売された「牛魯珈カレー」だ。カレーマニアからも評価の高い名店「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」とコラボしたメニューは大きな話題となっている。

「牛魯珈カレー」のタペストリー(筆者撮影)
「牛魯珈カレー」。肉増量の「肉だく牛魯珈カレー」もある(筆者撮影)

この「牛魯珈カレー」の成功は、「SPICY CURRY 魯珈」の知名度やカレーのクオリティもさることながら、吉野家既存のリソースである牛丼のあたまと、「SPICY CURRY 魯珈」監修のカレーのコラボレーションがバチっとハマったことではないだろうか。

実際に口コミを見てみると、吉野家の牛丼でおなじみの甘辛味の肉が、「SPICY CURRY 魯珈」監修のスパイシーなルーを引きたてていると評判だ。2つの要素が足し算ではなく掛け算で合わさり、1+1が2以上の価値となっている。

本稿では、吉野家の新業態「もう~とりこ」をレビューさせてもらった。カレーがおいしいからこそ、辛辣な言葉になってしまったが、決して小さくない課題ではあるものの、ターゲティングさえしっかりすれば、カレー事業には大きな可能性があるとも感じた。

吉野家には、もともとあるリソースをただ転用するだけでなく、リソースを活用するからこそ、単体では発揮できない大きな価値を生む店づくりやキャンペーンを期待したい。

【もっと読む】わずか3年で3割値上げ「大戸屋ランチ」変化の実情 物価高の時代、庶民の味方は今もコスパ最強だ では、外食ニュースメディア「フードスタジアム」の編集長である大関まなみ氏が、大戸屋の看板商品である「大戸屋ランチ定食」について、専門家の目線から詳細に解説している。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象