さらに立体的、有機的に拡大していく
昭和から平成となり、さらに新宿が拡大していったのは南口方面だ。国鉄の分割民営化後、国鉄新宿貨物駅跡地などJR新宿駅南側一帯の開発が進められ、1996(平成8)年にはタカシマヤタイムズスクエアがオープン。JR線路上には人工地盤が築かれ、JR東日本本社などの超高層オフィスも増え、JR新宿駅には新南口も設けられた。
昭和末と比べて、今や新宿は、新宿駅周辺だけではなく、代々木や初台、中野坂上など近隣の鉄道駅にまで繋がるメガシティと化している。
現在、新宿駅西口では、高度経済成長期に建設されたビル群の再開発が進んでいる。駅周辺のビル、広場などを更新し街の回遊性を高める「新宿グランドターミナル」の計画も進行中で、メガシティとなった新宿は、今後、面的にだけでなく、さらに立体的、有機的に拡大していくようだ。
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