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約10年で半減「ローソンストア100」衰退の必然 まいばす戦で消耗、減少も「悪い変化」ではない

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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また、食品に限らず、衣料品などで見ても最近のコンビニは「スーパー化」している。

現在のスーパーは「食品スーパー化」していると述べたが、かつてイトーヨーカドーをはじめとした「GMS(総合スーパー)」では衣料品や雑貨などが多く売られていた。しかし、こうしたGMSでの衣料品販売は専門店の台頭により振るわず、GMS衰退の要因となった。

コンビニで拡大する「衣料品」の販売

逆に、コンビニでの衣料品販売がここ数年目立っている。例えば、ローソンでは2020年から「無印良品」とのコラボを行っており、雑貨・衣料品の販売も店内で行っている。店内の一角はまるで無印良品の店舗のようだ。 

ローソン内にある無印良品コーナー(筆者撮影)
無印良品とのコラボ商品であるローソン柄の靴下が人気商品(筆者撮影) 

似たようなことはファミマでも起こっていて、近年のファミマの売り上げを支える一つが、そこで買える「コンビニエンスウェア」。

ファミマの一角はユニクロかと思わんばかりになっていて、その注力ぶりがうかがえる。 

ファミマ店内でかなりのスペースを占めるコンビニエンスウェア(筆者撮影) 

GMSの一つの強みは「ワンストップショッピング」で、そこに行けばなんでもあることだった。

しかし、もっと小さい商圏で「なんでも揃う」存在にコンビニがなりつつある。 

実際、ちょっとした下着やハンカチを買おうというときに、その選択肢としてスーパーを思い浮かべる人は少ないのではないか。その候補にコンビニがなりつつある。 

スーパーとコンビニの垣根がだんだんとなくなっているのだ。 

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