約10年で半減「ローソンストア100」衰退の必然 まいばす戦で消耗、減少も「悪い変化」ではない
スーパーとコンビニが戦う時代
「ローソンストア100」の数は減る一方で、新規出店はない。なぜならば、特にコロナ禍以後、ローソンはスーパー化しており、スーパー需要を満たすための「ローソンストア100」は必要がなくなったのだ。
つまり、「ローソンストア100」の大量閉店は、ローソン自体がじわじわと「スーパー化」していることを表しているともいえるわけだ。
ローソンを例に見てきたが、おそらく今後の商業施設の推移を見ていくときには、コンビニ・スーパーといった枠組みはあまり意味がなくなるかもしれない。
むしろ、それらを同じ土俵で比べ、分析する必要が出てきている。そう考えると、「ローソンストア100」を少しずつ減らしているローソンは、「適切に、撤退戦を始めつつある」とも言えるのかもしれない。
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