【質問】
【石田先生の回答】
ゲームは”おいしい条件”がそろう一方
ゲームばかりするお子さんのことでお悩みとのこと。このようなご相談は非常にたくさんあり、久保さんのみらならず、多くのご家庭が抱える悩みのひとつになっています。
最近はスマートフォンにもゲームが入っているため、いつでもどこでも自由に自分の意思で(場合によっては無料で)ゲームができる環境にあります。さらに、ゲームは飽きると2度とやってもらえないので、飽きさせないようによく工夫されていますね。いったん味わったゲームの面白さを、子どもから完全に排除することは難しいでしょう。
では、これだけの“おいしい”条件がそろった環境の中で、できればやりたくない勉強に関心を向かせることはできるのでしょうか。もちろん、ただ「勉強しなさい!」と言ってもやらないことはわかりますが、どうすれば勉強をするようになっていくでしょうか。
その方法についてお話する前に、初めに認識しておかなくてはならないことがあります。それは「ゲーム自体が悪いというものではない」ということです。もちろん、長時間連続してモニター画面に向かって体を動かすことなくゲームをすることで、何かしら身体に(時に精神面で)影響が出るかもしれませんが、それはゲームそのものが悪いという意味ではありません。
ただ、これまで多くの子どもたちやそのご家庭をみてきた経験から、ゲームをやりながらも勉強ができる子ども像と、できない子ども像がわかっています。
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