人生がうまくいく人がやっている「割り切る」習慣 「年を取ると不幸になる人たち」の共通点とは?

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日本人は責任感が強いため、何でも自分1人で解決しようとする傾向がありますが、「自分のチカラだけで何とかする」と思い込んでしまうと、緊張や不安に悩まされることになります。

仕事を効率よく進めている人に共通するのは、自分のスキルを過信せず、自分1人で何でも抱え込まない……と考えていることです。

明日までに終わらせる仕事が、夕方になっても残っていたら、あなたはどうしていますか?

最近は働き方改革によって、残業時間が制限されていますから、簡単に残業を申し出ることはできない状況だと思います。ほとんどの人は、仕事を持ち帰って、家で作業することを考えると思いますが、効率よく仕事をしている人は、そうした発想をしていません。

家に持ち帰って作業をしても、明日までに間に合う保障はなく、緊張と不安と焦りの時間を過ごすことが目に見えているからです。これが「仕事を自分1人で抱え込む」ことの一番の問題点といえます。

うまく仕事を進めている人は、躊躇なく、仕事の途中経過を上司に報告しています。「ここまでしか終わりませんでした」とストレートに伝えることで、上司の判断を仰いでいるのです。きちんと経過報告をすれば、上司が善後策を考えてくれます。

・チームのメンバーをサポートに付けてくれる
・上司が作業を手伝ってくれる
・リミットに余裕を持たせてくれる

こうした判断は自分1人ではできませんから、仕事ができる人は、上司を巻き込むことによって、すんなりと打開策を手に入れているのです。

仕事と上手に向き合っている人は、自分のプライドや責任感を優先するのではなく、「早く仕事を終える」ことを考えて、割り切った取り組みをしているのです。

生き方の基準「参照点」を低くする

心理学を経済学に応用した学問に、行動経済学というものがあります。

行動経済学の中で最も人気があるのが、「参照点」という理論で、人間の幸福度は、参照点によって決まる……と考えることができます。自分の参照点を認識すると、生き方の新たな「基準」になります。

参照点とは、人が価値判断をする際の「得と感じるか、損と感じるか?」の基準点を指します。

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