この記事を書くにあたって、東大に合格している人たち数十名にも話を聞いてみましたが、「受験前だからお風呂は入らなかった」とか「食事の回数を減らしていた」とか、そんな人は1人もいなかったです。受験期も今までと変わらず、一定の時間に風呂に入り、一定の時間に食事を取る生活をしていたという人がほとんどでした。
東大生なんて、受験のときは風呂も入らず食事も取らずに勉強していそうなイメージですよね。でも案外そういう人ってほとんどいないものなのです。なぜ、東大生にはキャンセル界隈が少ないのでしょうか。
その理由は、「ルーティンが崩れるから」だと考えられます。
今までどおりに生活をするのがいちばんいい
今まで使っていた使い慣れた参考書ではなく新しい参考書に手を出したり、今までは夜時間帯にお風呂に入っていたのに試験当日だけ朝にお風呂に入ったり、今までまったく食べたことのない食事を当日のお昼に食べたりすると、それまでのルーティンが壊れてしまって、生活リズムが狂ってしまい、うまくいかないものです。
今までどおりの生活をすることがいちばんであり、そう考えると「受験期だからといってお風呂に入らない・食事の回数を減らす」という行為は絶対におすすめできません。
極端な話、「ずっと風呂キャンセル界隈だった」という人であれば、もはやお風呂に入らないことがルーティンになっているでしょうからそれでもいいのかもしれませんが(それはそれで別の問題がありそうですが)、それ以外の人が受験期になって急に「お風呂入らないようにしようかな」と考えるのは間違っているのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら