「インドカレー1000軒超も開拓」彼の情熱の原動力 豊富な写真と共にお薦めインドカレー店も紹介

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ところで、八木さんにはインドカレー以外の趣味はないのだろうか。

「ありますよ。海外旅行が趣味なんです。ただ、行った先でも必ずインドカレー店を探しますね。たとえば、タイのカレーは何だかパクチーが多かったりするんですよ。そんなローカライズされたインドカレーを見つけるのが楽しいんです」

どこまで行ってもインドカレーが気になって仕方ない八木さんなのである。

仕事で飲むときはインドカレー店を提案

普段の八木さんはコンサルティング会社に勤める会社員として、さまざまな企業の業務改善やプロジェクト推進の支援に従事している。

就業時間は9〜18時。いまはリモートメインで、必要があれば出社している。繁忙期には残業もあり、忙しくて昼食時に外出できないこともあるため、新しいインドカレー店の開拓にはもっぱら土日を充てている。

「一時期に比べればコンサルティング業界もハードワークが減ったので、日付が変わるまで仕事をすることはありません。その分、日中はかなり集中して職場にこもって仕事をしていますから、平日のランチで食べ歩きをするのは難しいです。

そのかわりというわけではありませんが、仕事で飲み会をセッティングしなければならないときは幹事を買って出てインドカレー店を提案することが多いですね。職場にもカレー好きな人は多いですよ」

八木さんに今後やりたいことを聞いてみた。

「日本とインドのインドカレー店を開拓しつつ、世界中のローカライズされたインドカレーを食べて回りたいですね。フランスやイタリアのようにチーズやパン、トマトがおいしい国のチーズナンやインドカレーはどんなふうにローカライズされているんだろう、と気になっています。北海道もチーズがおいしいところですから、北海道のお店も開拓していきたいですね」

インドカレー 八木雄建
海外旅行先のタイで食べた南インド料理のマサラドーサ。具材にパクチーが多く含まれていた(写真:八木さん提供)

そのほかにも、現地スタイルのインド料理を日本人に振る舞いたい日本在住のインド人家庭と日本人旅行者をマッチングさせる取り組みや、インドに関するビジネスにも挑戦したい、と語る八木さん。

もはや「食べ歩きの人」というより、「日本とインドの架け橋」という言葉がぴったりだ。

【そのほかの写真も見る】これが銀座線カレー路線図だ!Xでバズったインドのケンタッキー再現料理や、日本で食べられるオススメインド料理店も
インドカレー 八木雄建
Desai Foods(船堀)のKolhapuri Mutton Thali。メインのカレーはマトン(写真:八木さん提供)
この連載の一覧はこちら
横山 瑠美 ライター・ブックライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

よこやま るみ / Rumi Yokoyama

鹿児島県在住。印刷会社を経て、2017年にブックライターとして独立。ウェブメディアや雑誌ではビジネス、事業承継、地域、医療・健康、SDGsなどのテーマで執筆。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事