原田泰造さん主演のドラマ「サ道」(テレビ東京系)をきっかけに、初めてサウナを体験した人は多いのではないだろうか。
今回ご紹介する、川邊実穂さんもその1人。サウナ好きが高じてサウナライターとして活動しているが、じつは彼女の本業は株式会社NTT DXパートナーに勤務する会社員である。「サウナを趣味にしてから人生が好転した」という川邊さんに、サウナの楽しみ方やサウナが自身に与えた影響について聞いた。
「1週間のご褒美サウナ」5年で230カ所訪問
それまで趣味らしい趣味を持たなかった川邊さんが、サウナにハマったのは2019年秋。たまたま予約録画されていた「サ道」を見たのがきっかけだった。
「『孤独のグルメ』を録画したつもりだったのですが、偶然『サ道』が録れていて。『サ』に『道』って何……?と思って見始めました。サウナのドラマと知っていたら見なかったと思います。それぐらい、当時はサウナに興味がありませんでした」
しかし、夕飯を食べながら横目で見始めた「サ道」に次第に夢中になる。30分足らずのドラマを見終えたころには、サウナが気になって仕方がない状態になっていた。
「主人公の原田泰造さんが白目をむかんばかりに『ととのった〜!』と言う姿を見て、何なんだこれは!? と気になって。自分でもサウナを体験してみたくなったんです」
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