ウミウシに魅了され奄美大島に移住
「海の宝石」といわれる、ウミウシをご存じだろうか。多くが貝殻を持たない巻き貝の仲間で、海底や潮だまりに生息する。色や形が多種多様でダイバーに人気の生き物である。
そのウミウシを2000年から撮影し続けているのが、システムエンジニア(以下、SE)の今本淳さんだ。
2003年、36歳のときに趣味が高じて、神奈川県小田原市から鹿児島県の奄美大島に移住。以来、奄美医療生活協同組合(以下、奄美医療生協)でSEとして働きながら撮影を続け、ホームページやブログ、近年始めたInstagramにウミウシの写真をアップし続けている。これまでに3冊、写真集も出版した。
奄美に移住して21年目に入った今本さんは、現在57歳。定年後を見据え、最近は趣味のウミウシ撮影の「終活」も進めているという。
趣味の「終活」とはいったい何なのか。ウミウシ撮影や奄美移住のきっかけと併せて聞いた。


















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