"東大に受かった子"に共通する「最強の受験計画」 過去問はいつから?高1からどれぐらい勉強?

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次に、高校2年生です。難関大学に合格する人の多くは、この間に英国数の勉強をすべて終わらせています。

「え!高校3年生の1年間があるのに、この間に終わらせなきゃならないの?」と思うかもしれませんが、高校3年生の1年は、高校2年生までで終わらせた勉強を、しっかりと定着させるための期間です。高校3年生に上がったら、過去問を解き始められる状態にまで持っていかなければなりません。

高2では一度すべての範囲を終わらせる

ですから、英国数の勉強に関してはすべての範囲を終わらせる必要があります。そして、基本的には理科と社会も同じです。学校の勉強が終わり切っていないという人でも、一度はここまでで終わらせる必要があります。

ただし、「一度終わらせる」というのと「完璧にする」というのは違いがあることに注意してください。つまり、「一度終わらせる」というのは、「また後で戻ってきてもいい」ということです。完璧でなくてもいいということですね。社会であれば一度教科書のすべての範囲を読み終える、でもいいのです。

数3であれば問題演習はまだだけど一度オンラインで授業は全部聞いている状態、でもOKです。とにかく一度、最後まで走りましょう。そうすれば、高3に入ってから過去問演習にスムーズに入れます。

高2の間にやるべきこと
英語:英単語・英文法はすべて終わらせる
国語:古文単語・文法・漢文の言葉・句形はすべて終わらせる
数学:数1A、2Bはすべて終わらせて、できれば数3も終わらせておきたい
理社:範囲に関しては一度終わらせておき、登場するキーワードも「一度は聞いたことがある」状態まで持っていきたい

高3になったら、まず真っ先に志望校を決めます。東大に受かる人でも、第2志望・第3志望まで、自分が受ける大学を学部まで決めている場合が多いです。

そして志望する大学・学部の過去問を確認し、「こういう問題が出題される大学を、自分は受けるんだ」ということを理解して勉強を始めています。

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