"東大に受かった子"に共通する「最強の受験計画」 過去問はいつから?高1からどれぐらい勉強?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

知識の抜け漏れがないように勉強し、数学であれば数1Aの範囲の公式、英語であれば英単語、国語であれば漢字や古文単語・古典文法・漢文の句形などをしっかりと頭に叩き込みます。

東大に合格する人でいちばん共通していたのが、英単語の勉強です。高1の間で、受験のための英単語帳1冊分(ターゲット1900・シス単・鉄壁など)の単語が、8割答えられる状態になっていることが多いです。

基礎でもある「英単語」がまだ覚えられていないという状態で、高校2年に上がってしまうと、英文法・英文解釈・長文読解・リスニングなどの力を伸ばすことはできません。

わからない英単語が多い状態で長文を読んでも、「これなんだっけ?」となってしまい、文章の意味があまり頭に入りませんよね。

国語もこれと同じです。漢字や語彙力、重要になってくるキーワード、そして古文単語や漢文の句形が理解できていないまま、高校2年生に上がってしまうのは危険です。

漢字や語彙力は軽視する人も多いのですが、ここの土台があまり完成していない状態だと、そのほかの勉強がうまくいかなくなってしまいます。

高1はしっかり基礎固めを

一方で数学は、先取りして勉強している人もそうでない人もいます。「高1の間に数2Bは終わらせたほうがいいですか?」と聞かれることもありますが、学校の進捗次第です。

高1で数1Aまでしかやっていなかったという人でも東大に合格している場合もあります。ただもちろん、高1で数2Bまで勉強している人のほうが合格率は高くはなります。

どちらかというと、無理して先取りするより、しっかりと基礎が固まっている状態のほうが望ましいです。公式をしっかり覚えて、公式の証明までできるようになっているのが望ましいと考えられます。

高1の間にやるべきこと
英語:受験のための英単語帳(ターゲット1900・シス単 ・鉄壁など)が8割答えられる状態になっていること
国語:漢字や語彙力・重要になってくるキーワード・そして古文単語や漢文の句形をしっかりと理解している状態になっていること
数学:学校の勉強に合わせて、今まで勉強した範囲がしっかりとできている状態になっていること。公式をしっかり頭に入れて、公式の証明までできるようになっているのが望ましい
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事