「今や5割超え」総合・推薦入試の形式と対策の要諦 かつての指定校推薦やAO入試などとは大きく変化
また指定校型とは異なり、出願後も面接や小論文が課され、しっかりと合否をつけられます。指定校型のように推薦をもらえればほとんどが合格するわけではないのです。ですので、指定校型と同じで、まずは評定平均を上げなければなりません。
ただし、それだけでは十分ではなく、総合型選抜と同じように大学で学びたいことを決め、面接で話せるようにしておかなければなりません。そういう意味で、この公募型は総合型選抜と指定校型のちょうど間くらいに位置するといえます。
公募型に向いているのはどんな人?
総合型選抜と指定校型の中間が公募型である以上、それぞれのどちらかに決めきれない人、またはどちらかの保険として使いたい人に向いています。
まずは総合型選抜で必要となる将来像が決まっていること、そしてそれを実現するために大学で勉強することが決まっていること。そして指定校型で必要な評定平均。どちらもバランスよく取り組める方にはベストといえるでしょう。
もちろん、総合型選抜と指定校型の要素が両方求められると聞くと、なんだかハードルがとても高く感じるかもしれません。しかし、それぞれの要素で求められるレベルはそれほど高くはありませんから、安心してください。
たとえば指定校型では評定平均4.7くらいないと推薦がもらえない大学でも、公募型では評定平均4.0くらいで出願できることもあります。ですから、それぞれのプロフェッショナルではないけれども、両方ともバランスよくこなせる人に向いているのです。
以上が推薦入試の概要です。選抜方法は大学ごとに異なるうえに選抜方法や出願条件はめまぐるしく変わり続けていますから、入試直前になって戸惑わないよう、早めに情報収集をして対策を立てておきましょう。
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