ミドルエイジが歳を重ねることに不安を感じたら モヤモヤした日常の"からまり"をどうほぐすか

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おおむね、かなっている!(しなやかな筋肉へのツッコミは、ここでは受けつけない)。ちょっと怖くなって、手帳を閉じる。もう一度、開く。再度、ちらっと見る。そこに、私が大事にしているコアが隠れてはいないか。

「学びを楽しむ」という言葉が再度目に留まる。私にとって、学びというのは知らない世界のドアを開けるきっかけでもあり、知的好奇心を満たすための行動でもある。

からまる毎日のほぐし方
『からまる毎日のほぐし方』(扶桑社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

私の、ずっと仕事をしていたい、ずっとヨガをしていたい、ずっと〇〇をしていたい、という気持ちに共通しているのは、「ずっと学んでいたい」だと気づく。仕事も、子育ても、ヨガも、文章を書くのも、もの作りも、すべてはこの学びを中心に派生している。

マルチステージの人生

寿命が延びた現代では、1人が生涯で何個もの肩書を持つようになるだろう。少し前のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新報社)に書いてあったように、人間の寿命が延長した現代、学生→仕事→老後のワンパターンで生きるには、人生は長すぎる。

マルチステージの図
マルチステージの人生のイメージ図(出所)東洋経済新報社のサイト「About LIFE SHIFT 今こそ、自分の人生を生きよう」から引用

学生、仕事(複数)を、年齢やライフイベントと組み合わせながら生きていくのだ。その中心には、私たちが大切しているキャリアのコアがあるだろう。

私もそっと、自分のキャリアの玉ねぎをむいてみる。そこには学びという言葉が残っていた。今使っているノートに、とりあえずの仮置きで、そっと学び続ける人と書いてみた。

うん、今の私にはしっくりする。何年後かに、また見直したくなるまで、そっと仮置きしておくことにする。

私のキャリアのコアは、これまでやってきたことの中心にある

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尾石 晴 Voicyパーソナリティ

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おいし はる / Haru Oishi

音声メディアVoicy「学びの引き出しはるラジオ」でパーソナリティーを務める。

大学卒業後(心理学専攻)、外資系メーカーに16年勤務。転勤5回、管理職の経験あり。2020年に退職し、独立。2年間のサバティカルタイムを経て、現在は大学院博士課程(感性学)に在籍中。

(株)ポスパムの代表として、オンライン・スタジオヨガ「ポスパム」と、母と子のシェアコスメ「soin(ソワン)」の運営も行っている。

著書に『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「やりたいこと」が次々見つかる! 自分らしく生きている人の学びの引き出し術』(KADOKAWA)など。

2013年、2016年生まれの男児2人の母。

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