これらが多くなると、近い将来、高血圧、メタボ、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、糖尿病、循環器疾患(脳梗塞など)のリスクが高まることになり、仕事中も苦しい思いをすることになります。
この6つの悪習慣のうち、最初の4つは食習慣です。体の調子が悪い時は仕事にも集中できず、ミスやトラブルが続出することにもなりかねません。食べ方を変えるだけで、現在の不調改善につながれば、未来の健康寿命も自ずと延びてくるでしょう。
生活習慣の改善が期待できるコンビニ飯
野菜や果物の摂取を増やし、スイーツと飲酒を控えめにすれば、生活習慣病に悩む確率は低くなるかもしれませんね。野菜や果物のビタミンやミネラルには解毒作用や細胞の修復作用も期待できるので、それだけでも実行してみましょう。
〈みわ子流、健康寿命を延ばすためのコンビニ飯!〉
●果物摂取
タバコ1本吸うごとに体内のビタミンCが25~100mg減ると言われているので、フルーツやドリンクでビタミンCを補っておきましょう。またスイーツ好 きの方も、フルーツの甘味にチェンジしていくと、さほどストレスにならず、ついでにビタミンやミネラルの補給にもなり、一石二鳥です。
・カットフルーツ(キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、柿など)
・アセロラドリンク
・ビタミンC系ドリンク(含有量の多いものを)
・フルーツゼリー(果汁が多いもの、またはフルーツそのものが入っているもの)
・フルーツ入りヨーグルト
●野菜摂取
・大き目のパックのサラダ類
コンビニのサラダは、たいてい5種類以上の野菜が入っています。なるべく野菜の種類が多いものを選びましょう。野菜嫌いの方は、小さ目サイズからトライしてみましょう。
・濃い色野菜の惣菜
ほうれん草のお浸しや胡麻和え、カボチャの煮つけ、オクラのネバネバサラダなど、緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜はビタミンやミネラルの種類も多く、効率的に栄養摂取できます。
●酸化した油を摂らないように
揚げ物はパック入りのものよりも、レジ脇の揚げたてのものを少量選ぶようにしてください。お肉料理が好きな方は、脂身の少ないチキン系(皮は残す)や、魚を食べる機会を増やしましょう。
・親子丼
・マグロ丼
・サラダチキン
・さば/サンマ/いわしなどの味噌煮、塩焼き、西京焼き
※いずれも野菜と一緒にいただきましょう。
医療の進化で、様々な病気が改善されるようになりましたが、生活習慣の改善はご自身の努力が必要です! 毎日の食生活に野菜を取り入れるだけでも改善が期待できるので、今のご自身も、将来のご自身も大切にするために、食生活や生活習慣を見直してみましょう。
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まるた みわこ / Maruta Miwako
美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。
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