健康維持は「一息タイムの1杯」で始めよう

知っておきたい「ポリフェノール」の活用法

最近の研究では、コーヒーや紅茶を飲む人は疾患になりにくいといわれています(写真:MM4/PIXTA)

仕事の息抜きに重宝されているコーヒーやチョコレートなどの嗜好品は、コンビニで買える代表的なアイテムですね。コーヒーもチョコレートも、健康にいい説、悪い説の両方がありますが、どちらも原料は植物。野菜や果物と同様、ポリフェノールによる健康効果が見直されています。

ポリフェノールは、植物が日光の紫外線、微生物や害虫など、外敵から身を守るための物質で、ほとんどの植物に含まれていると考えられています。実際にはそういった物質が数千種類あり、「ポリフェノール」というのはその総称。抗酸化作用や解毒作用があり、生活習慣病やがんの予防、活性酸素を除去して病気を未然に防ぐ効果などが期待されています。

コーヒー&紅茶は、1日何杯までOK?

ポリフェノールは、色の濃いものや苦いものに多く含まれる傾向があり、野菜や果物の濃い色、強い香りも、ポリフェノールによるものです。代表的なものに、カカオポリフェノール、クロロゲン酸、カテキン、アントシアニン、イソフラボンなどが挙げられます。

「コーヒーや紅茶の飲みすぎはよくない」と聞いたことのある方が多いと思いますが、これは「カフェイン」の摂りすぎを懸念するもの。ただ一方で、コーヒーに含まれるクロロゲン酸や、緑茶・紅茶に含まれるカテキンには血糖値改善効果や血圧調整、抗炎症作用があるとわかっています。

近年の疫学研究では、コーヒーや紅茶(緑茶)を飲まない人よりもよく飲む人のほうが、死亡率や疾患の罹患率が低いことがわかっています。またカフェインによる悪影響も、健康な方なら、コーヒー、紅茶で1日3、4杯、緑茶で5、6杯に抑えれば問題ないようです。

ポリフェノールと言えば、もうひとつ欠かせないのがチョコレートです。仕事中の息抜きに欠かせないという方も多いのではないでしょうか。ただ、チョコレートはカロリーや脂肪分が高いため、食べてしまうと罪悪感を抱いてしまうという人も少なくないでしょう。

次ページチョコとどう付き合うのがベスト?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ストロング系チューハイの光と影
ストロング系チューハイの光と影
「電話嫌いの若者」が急に増えた意外すぎる理由
「電話嫌いの若者」が急に増えた意外すぎる理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「未来を知る」ための読書案内<br>ベストブック2021

先を見通せない日々が続きますが、本を開けばアフターコロナ時代のヒントがあふれています。本特集では、有識者や経営者、書店員らが推薦した200冊を掲載。推薦数の多い順にランキングしました。あなたにとっての珠玉の1冊を探してみてください。

東洋経済education×ICT