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キャリア・教育

世界のリーダーは、シェイクスピアに学ぶ 日本人が知らないリベラルアーツの本質

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  • 高橋 幸輝 インシィンク代表取締役/プライスウォーターハウスクーパース顧問
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日本は米国などに比べれば歴史も十分長いのですが、ことビジネスパーソンのリベラルアーツの素養となると、見劣りしてしまうのです。世界の共通言語とも言える「教養」が身に付いていないのです。

では世界で戦うために、どんな教養を身に付けるべきなのでしょうか。リベラルアーツに興味はあるし、重要性は聞いているけど、どうやって勉強したらよいのでしょうか。

こんな疑問を持たれている方にお薦めの、初めの1歩はイギリスの詩人・劇作家であるウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)です。

なぜ大統領やCEOがシェイクスピアを愛読するのか

世界で最も読まれ、かつ教養のスタンダードと目されているのがシェイクスピアです。それはなぜなのか。

シェイクスピアほど人間の感情を端的に、しかし雄弁に書き上げる作家はまずいません。その描き方に私たちが共感できるからこそ、時代を超えた人気を誇り、教養となったのです。

恋愛、愛情、復讐、裏切り、嫉妬、幸福、そして老いなどに関して、気持ちをどう言葉に変えていいかわからないならば、シェイクスピアに語ってもらえばいいのです。最も的確に、しかも深く伝わる言葉を用意してくれています。

シェイクスピアが書いた言葉ほど、西欧で人口に膾炙(かいしゃ)しているものはありません。経営者のスピーチなどでは必ずと言ってもよいほど、シェイクスピアのフレーズが引用されます。それは単なる薄っぺらな知識のひけらかしではなく、その言葉があまりにも鋭く人間の本質をとらえているからでしょう。

人を理解してこそのリーダーですから、欧米の経営者や経営幹部はシェイクスピアを読み、自らの血肉にしようとするのです。実際、米国の大企業のCEO選考試験に、シェイクスピアが使われていたこともあります。まず日本では考えられないですね。これはひとえに、シェイクスピアの書く人間を見抜く表現の鋭さと、それが私たちと感情的につながることができるからです。

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