立ち食いそばに「100万円の机」実現させた発想法 「ルールよりゴール」で新しい発想が生まれる
ルールより、ゴールは何か?
高い山に登って景色が見たかったら、登る山を変えたっていい
京都の五条に「suba」という話題の立ち食い蕎麦屋がある。この蕎麦屋のインテリアデザイナーはYUSUKE SEKI。ファッションブランドのsacaiが表参道に構える旗艦店のデザインなどを手掛けるなど、今や押しも押されもせぬ若手デザイナーの筆頭格だ。
長年親交がある彼にそのsuba の話を聞いた時、面白い発想だなと膝を打ったことがある。彼曰く「いいテーブルが置きたかったけど、制作費に100万円もかかったらさすがにOKでないから……」「じゃあ諦めたんだ?」
「いえ、100万円の彫刻をクライアントに購入してもらって、それをテーブル代わりに使いました」


















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