HRプロ株式会社
今回は、就職活動中の大学生、大学院生4742名(調査期間:2011年6月22日~6月30日)の調査データを紹介する。2012年卒新卒採用で、企業の動きは大幅に遅れ、前回紹介したように多くの異変が起きていた。
その異変を学生側のデータで検証してみたい。まず今回は2012年卒就職活動を追っていきたい。
●文理で数が大幅に異なるプレエントリー
2012年卒は、プレエントリー数が減少したことが特徴の一つだが、文理でも特徴が見られ、行動特性が異なっている。
理系は「1~20社」が最多で約3割。続いて「21~40社」で約2割。3番目が「41~60社」で15%弱ときれいなカーブを描いている。
文系は「1~20社」「21~40社」~「101~120社」までが10%台で高原状態。201社以上の学生も7%ほどいる。プレエントリーの時点では理系が慎重(推薦も影響)で、それに対し文系は大幅に上回っている。
図表1:学生のプレエントリー数
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