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ピクサー「クリエイタートップ」語る"続編作る"訳 映画「インサイド・ヘッド2」に込めた思い

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前作をつくっていた時には、(続編では)こういう使われ方をする、というようなことはまったく想定していなかったですからね。ただ本作をつくり始めたときに、特にみんなと話し合ったのが、とにかくプロットやアクションが(前作の)繰り返しにならないようにしようということでした。

とはいえ、もちろん避けられないところもあると思うんです。このキャラクターがこういう行動をするんだ、ということを観客が前もって知っているからこそ面白い、ということもあるわけなので。だからそういう慣れ親しんだ部分を少し持ちながらも、サプライズも付け加えたい。

みんなが知っているこのキャラクターは、実はこんなことが好きだったのか、といったようなサプライズがあるのはいいことだと思っているので。観客の期待とサプライズ、両方のバランスを取ることが大事だと思っています。

子どもから大人までアニメを楽しむ日本市場

――ピクサーにとって日本市場はどのような位置づけと考えていますか?

日本市場というのは、僕らにとっても特別な思い入れがある市場なんです。やはりアニメーションの価値をしっかりと認めている文化でもあるわけですから。

欧米では、まだまだアニメというのは子ども向けだと思われているところがあるわけですが、日本では子どもから大人まで、幅広い人に観てもらうものだという考えがある。だからこそ僕らは日本のマーケットがとても好きなんです。

でも、国によってパフォーマンスに違いが生まれてくるので、それは本当に面白いですよね。たとえば『リメンバー・ミー』はメキシコが舞台だし、メキシコの文化を祝福するような作品だったので、メキシコなどでいい成績を残すだろうなとは思っていましたけど、それよりもこの作品のほうが成績がよかったというのは、どういう理由があるのか、僕らにはわからない。

だからこの『インサイド・ヘッド2』という作品が日本の皆さんにどんなふうに響くのか楽しみにしています。

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