ロスジェネ世代で職歴ほぼなし。29歳で交通事故にあい、晩婚した夫はスキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中。でも、私の人生はこんなにも楽しい。なぜなら、小さく暮らすコツを知っているから。
先が見えない時代でも、毎日を機嫌よく、好きなものにだけ囲まれたコンパクトライフを送る筆者の徒然日記。大好評の連載第16回(後編)です。
都心に住めば、いざ病院のお世話になるようになっても、家が近いため荷物が少なくて済むこと、主治医とソリが合わなくても交代してもらえるなど、メンタル的にもメリットがあることを、前編の記事ではお伝えさせていただきました。
後編では、「入院の達人」となった夫に聞いた、「明るく快適に病院で過ごす」ための工夫をご紹介します。
入院費用の節約まで楽しむ、入院の達人となった夫
最近の夫は「入院費用の節約」に楽しみを見いだしています。本人曰く、入院生活のコストを下げつつQOLを上げるための秘密兵器はタブレットだそう。
病室のベッドの横にはテレビがあるのですが、テレビと冷蔵庫の使用料が1日税込1,100円するのです。入院当初は「病院ではテレビと冷蔵庫を使うのが普通」と思っていたのですが「テレビと冷蔵庫は使いません」と宣言すれば、2週間で約1万5,000円のコスト削減となります。
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