出社は週3日だけ!「兼業正社員」の働き方 ワークスタイル変革が始まっている!<1>

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リンカーズでは、自身が開拓したプロジェクトの運営に、統括マネージャーが最後までかかわる。坂下さんも、もちろん例外ではない。ほかの社員と連携しながら、受注側の中小企業、発注側の大手企業、両者をつなぐ公的機関や外郭団体のコーディネーターの三者とやりとりし、プロジェクト全体を統括する役割を果たす。

成長著しいベンチャー企業の中核として、多忙な日々を送る坂下さんだが、意外にも19時~20時には帰宅することが多く、ストレスを感じることは少ないという。週3日の正社員、週2日はフリーランスという2つの「スイッチ」があることで仕事にメリハリが生まれ、業務の効率化にもつながっているのだ。

正社員になったことで責任も重くなったが、同時に仕事の幅も広がった。営業の仕事に加え、もともと好きだったという法律の知識を活用し、顧問弁護士と協力して契約書を作成するなど、法律に関する業務を担当するようにもなった。業務の領域が限定されない正社員ならではの経験は、「私自身のキャリアの上でもプラスになると感じています」と坂下さんは言う。

現在、坂下さんは、リンカーズにとって初めてとなる海外企業の案件を担当している。彼女が培ってきた「人と人をつなぐ力」を存分に発揮することができるプロジェクトだ。

「このような働き方が向いている人もいれば、そうでない人もいると思います。少なくとも私自身は、今の働き方が一番楽しいです」

「週3日出社の兼業正社員」として、坂下さんの挑戦はこれからも続く。

高橋 三保子 Waris

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たかはし みほこ / Mihoko Takahashi

豊富な知識や経験を持つハイスキルな女性人材(=ハイスキルマザー)に、時間や場所にとらわれにくい仕事を紹介する人材紹介会社。紹介する仕事の職種は、企画・営業・マーケティング・PR・人事・経理など。「週3稼働」や「残業なし」「打ち合わせベースで出社」などフレキシブルなワークスタイルが特徴。この記事はWarisの登録スタッフが執筆しています。Warisのホームページはこちら(http://waris.co.jp

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