「仕事が楽しい」の本当の意味を教えよう 「楽しい」と「つらいことだらけ」は両立する

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「仕事が楽しい」からといって、毎日こんなテンションで働いているわけではないのです(写真:ryanking999 / Imasia)
人生の転換点として、誰もが通り抜けなくてはいけない就職活動。多くの人がつらい思い出を持つその背景には、学生と企業の間に横たわる大きな溝があるという。本連載では、ドラマ化もされた人気コミック『エンゼルバンク~転職代理人』に登場するカリスマ転職代理人・海老沢康生のモデルでもあり、新刊『なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?』を上梓した筆者が、人気企業が隠している「裏側」の本音をバカ正直に明らかにしていく。

 

人気企業が隠している採用の「手口」をバカ正直に書いて大好評の本書。どれくらい「バカ正直」かというと……
「大学名で差別はありますか?」
「もちろんあります」

「いわゆる学歴フィルター?」
「もっと巧妙にやってます」

これくらいです!(上の画像をクリックするとAmazonの購入画面にジャンプします)

よく、目をキラキラさせながら「仕事、楽しいです!」と言う人がいますよね。そういう人を見たとき、皆さんはどう思いますか?

素直に納得できる人もいるかもしれませんが、どこか「うさんくさい」と感じることはないでしょうか? 仕事って、本当に「楽しい」のでしょうか?

今回は、「仕事の楽しさ」の正体について、説明していきたいと思います。

突然ですが、皆さんにひとつ質問があります。皆さんは、大学を卒業した後、就職する代わりに、普通の人が定年退職する65歳まで、仕事をするのと同じ時間、同じ曜日数、大学に通って授業を受けてくれと言われたらどうしますか? あ、もちろん授業料はなしです。そして、月々お給料として30万円差し上げます。

どうですか? 四十数年間、毎日ずっと大学で授業を受けたいと思いますか?

この質問、大学生だけではなく、社会人にも聞いてみているのですが、ほとんどの人が、困惑するか、答えに窮してしまいます。少なくても、「はいはい、やります」などと、大喜びで飛びつく人には、お目にかかったことがありません

どうしてなんでしょうか?

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