眼鏡型ウエラブル端末「グーグルグラス」や、実用化間近の自動運転車、さらにはスマートフォン向け位置情報ゲーム「イングレス」なども同じです。これらサービスの根底には、ユーザーに目の前の出来事に集中してもらう「マインドフルネス(Mindfullness)」という共有価値観が存在します。機械にできることは機械がやり、人間にしかできないことに集中する、ということを彼らは究極的に目指しているのです。
フェイスブックは「人間関係のOS」になった
フェイスブックの場合、共有価値観は「人間関係のOS(基本ソフト)」です。彼らが掲げているミッションは「Facebook's mission is to give people the power to share and make the world more open and connected(人々に共有する力を与え、世界をよりオープンでつながれた場にすること)」。
仮想現実ヘッドセットを製造するOculus VRを2014年7月に20億ドルで買収したこともその延長にあります。この買収は、ユーザーに1日の多くをバーチャルリアリティの空間で過ごし、物理的距離を超えてたくさんの人とつながり、共有してもらうことが狙いだと考えられます。
フェイスブックは今、パソコンにおけるマイクロソフトのウィンドウズOSと同じような歴史的に重要な役割を果たし始めています。パソコンの時代はネットを閲覧するブラウザにユーザーの行動履歴が蓄積されていました。
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