弁当にも最適、冷めても美味「鶏の照り焼き」作る技 初心者でも簡単!きれいな焼き色、なかはジューシー

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フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油大さじ1/2(今回は太白ごま油を使用しています)を引きます。鶏の皮目から脂が出るので、油を使わなくても調理自体はできますが、はじめに油を引いておくことで表面の凹凸が埋まり、効率的に鶏の皮目から脂を引き出せるからです。

フライパン
フライパンは大きすぎず、小さすぎない26cmを使います

皮目を下にして鶏肉を置きます。チキンソテーのように皮付きの鶏肉を焼くときは「皮から焼く派」と「あらかじめ身側を少しだけ焼いておいてから皮目を焼く派」の2通りの流派があります。

どちらでもかまいませんが、皮に均等な焼色をつけるためにはフライパンに押し付ける必要があるので、フライパンで焼く場合は皮を先に焼いたほうがいいでしょう。

皮目を焼いた鶏のもも肉
皮目をなるべく伸ばします

クッキングシートをのせ、水を張った鍋で重し

クッキングシートを丸く切り、鶏肉のうえにのせます。

クッキングシートをのせた鶏もも肉
アルミホイルでも問題ありません

水を張った鍋(600〜800mlくらいが目安)で重しをして、中火にかけます。これで凸凹だった鶏の皮がフライパンに密着します。イタリア料理やフランス料理ではレンガを使って焼く技法がありますが、皮がフライパンに密着するので均等に焼けますし、脂もよく抜けます。

重しをのせた鶏もも肉
重しであればなんでもかまいません

火加減は中火です。最初から弱火だと皮目のコラーゲンの分解が進まず、カリッと感が弱くなります。かといって火が強いと先に焦げ目がついてしまい、脂が十分に抜けきりません。そのため中火くらいがベターなのです。

中火で2分30秒加熱した状態がこちら。家庭用のガスコンロの場合はSiセンサーというフライパンの温度上昇を防ぐ機能があるので温度が上がりすぎる心配はそれほどありません。Siセンサーが働いたら、火を弱火に落とします。

クッキングペーパーをはずした鶏もも肉
鶏から出た脂に水が落ちると跳ねて危ないので注意しましょう
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