投資信託「以外」のほったらかし投資の選択肢とは 年利10%ならおよそ「7年で資産が倍」になる
ただし、いくら年利10%以上をねらえると謳っている商品であっても、それが長期的に続く保証はありません。
そこで、年利と同じくらい重要視するのが、過去5~10年程度以上の運用実績です。
なぜ5~10年程度以上の運用実績が重要なのかと言うと、長い期間の間に起こる様々な出来事を経験した上でも成長できる商品だからです。
私が投資しているアンティークコインやウイスキーカスクも同様です。
例えば、2023年から10年さかのぼってみると、2013年以降、アルジェリア人質事件、ボストンマラソン爆破テロ、ロシアのクリミア併合、パリ同時多発テロ、MERSの流行、パナマ文書流出による富裕層の課税逃れ発覚、トランプ大統領就任、香港大規模デモ、イギリスのEU離脱、新型コロナウイルス感染症の流行、など様々なことが起こりました。
これらの出来事は経済活動にも大きな影響を及ぼすので、投資商品の価格の乱高下、投資家の投資商品からの離脱、商品の販売元の倒産など、様々なことが起こりえます。
それでもなお生き残り着実に運用成績を上げているということは、今後同じような出来事があっても生き残る確率が高い商品だと言えます。
不動産投資に消極的な理由
ずぼら長期投資には積極的な私ですが、ワンルームマンション投資などの不動産投資に対しては消極的です。その理由は以下の通りです。
投資用不動産を持つと、入居者への対応、退去時の対応と新しい入居者の募集など、それなりに手間がかかります。管理会社にすべてお任せすることも可能ですが、手数料がかかりますし、空室が続くとちゃんと営業してくれているのか心配になります。
奨学金返済でも大変だと思ったので、もっと大きな借入をして返済することは臆病な私には考えられません。
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