メルカリの「単発バイトアプリ」利用者伸ばす世相 「何が利点なのか」利用者と店舗の声を聞いた
最大手の「タイミー」では10代~20代の若い人が過半数を占める(タイミー公式サイトより)のに対して、「メルカリ ハロ」は40代以上の登録者が全体の約4割を占める。幅広い年代が満遍なく利用するメルカリならではの結果と言えるだろう。登録者の3割以上が会社員や団体職員で、副業ニーズに対応しているところも特徴だ。
全国チェーンほか5万店舗と連携
4月16日に都内で開催された「メルカリ ハロ」 全国提供開始発表会」によると、全国展開に向けて「メルカリ ハロ」は、ドミノ・ピザを始め、ドラッグストアチェーンなど、全国各地の約5万店舗と連携。全国チェーンはもちろん、地域に根差したローカル店舗や中小事業者との連携を、今後さらに深めていきたい考えだ。
2040年には働き手が1100万人不足するというデータもあり、ドミノ・ピザでは、人材獲得の取り組みの1つとしてスポットワークを導入。「メルカリ ハロ」についても積極的に導入を決めた。
今回、「メルカリ ハロ」を利用して、ドミノ・ピザでスポットワークをする小泉香奈江さんに話を聞くことができた。小泉さんは現在、転職活動中で、次の仕事を探す合間に「メルカリ ハロ」を利用。「いつも使っているメルカリに“はたらく”というメニューを見つけて、やってみようと思いました。長期のアルバイトはできないので、スポットワークが働きやすい」と言う。
「いろいろなお店を経験できて、自分も楽しみながら働けるところがいいですね。働いたらすぐにお給料が確定して、翌日くらいには振り込まれるので、モチベーションが上がります。まだやったことはないのですが、夜に飲み会があったら、その時間までその街で働くという使い方もできそうだなと考えています」(小泉さん)。
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