――IT教育がすごく進んでいるという印象を受けました。
実は、奈良のIT教育は全国でいちばん遅れている部類に入ります。昨年8月に文科省が発表した調査では、教育用コンピュータ1台あたりの児童生徒数は全国平均が6.5人に1台に対し、奈良は約7.5人に1台と遅れを取っています。
教員の校務用コンピュータ整備率についても68.0%と、全国で最低です。付属中では、2013年度からIT教育推進のために富士通と共同プロジェクトを3年間実施していて、キーボードの取り外しができて、ノートパソコンとしてもタブレットとしても利用できるタイプを150台、iPadを120台導入しています。全校生徒が479人なので、約1.7人に1台です。
私は授業では技術家庭科を担当していて、ロボット制御の授業を行ったりしています。また、奈良教育大学と連携し、効果的なロボット教育の実践を試行錯誤しているところです。部活動である科学部の指導については、今年で6年目になります。


















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