あなたも、会話にジェスチャーを積極的に取り入れましょう。
強調したいときは、両手をやわらかく広げて前に出し、ろくろを回すような動き(通称ろくろ回し)を取り入れる。何かを止めたいときは、腕ごと手を引いてみる。
ジェスチャーは、慣れや習慣です。最初は変なポーズになってしまうかもしれませんが、続けるうちに確実に存在感が高まり、大きな人間に見えること間違いなしです。
ほめられたとき、照れてはダメな理由
「最近、いい仕事をしてますね!」と人からほめられたら、あなたはどう答えますか?
人からほめられるのが恥ずかしい、ほめられるのが苦手、という人も結構いますよね。とっさに声をかけられて、動転して、こんな反応をしていないでしょうか。
例えば、「いやいや、とんでもない」「全然、そんなことないですー」という反応。
本人は謙遜したつもりですが、これは「拒否」の構えです。相手からせっかく贈ってもらった「愛」の言葉を、あなたが受け取っていません。ドッジボールに例えると、投げられたボールを、素早くよけた状態。ボールは、力なく、床へ。
言葉を贈った側は「あれ? 『愛』を贈ったのに、受け取ってもらえなかった。スルーされた」と傷つきます。せっかくの心遣いを、残念ですよね。みんな無自覚にこうやって、相手を傷つけたり、傷つけられたりしているのです。
「最近、いい仕事をしてますね!」に対し、こんな返し方をする人もいます。「まあ、ぼちぼちですかね」「うーん、不景気なんですよねえ」。
これは最もひどい返しで、相手からの愛の言葉を茶化してしまっています。
言葉を贈った側からすると、「愛を贈ったのに、受け取ってもらえなかった」。ドッジボールに例えると、投げたボールを取らずに、たたき落とされたみたいな感じ。シラケて、ゲーム終了です。二度とほめられることはないでしょう。
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