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キャリア・教育 #ゆずってみるとうまくいく

「いい人」のはずが「都合のいい人」になっている訳 「よかれと思って」が他人には迷惑になることも

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  • 枡野 俊明 「禅の庭」庭園デザイナー、僧侶
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ところが、人を手伝ったがために自分の仕事が遅れそうになり、残業、残業の毎日。最悪の場合、手伝った仕事も遅れ、自分の仕事まで仕上がらなかったということに……。自分が「都合のいい人」でいることで、逆に人に迷惑をかけることになるのです。

ほんとうの「いい人」なら、自分に余裕がなければ、「ごめんなさい。今、私も手一杯で手伝えません。他の人にあたってください」と、はっきり断ります。

それが人に迷惑をかけない最善の方法だからです。ほんとうの「いい人」とはそういう人です。

「いい人」でいることの弊害

おそれるべきは、「都合のいい人」を演じつづけていると、素の自分がわからなくなることです。

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自分がこうしたい、ああしようと思っているのに、なんでも相手に合わせてしまって意見が言えないことがつづくと、自分が何をしたいのかどうでもよくなります。

「何食べたい」、「なんでもいいよ。合わせるよ」

「どこ行こうか」、「どこでもいいよ。キミの行きたいところにしよう」

それが恋人同士だったら、まさに、「いい人なんだけど、優柔不断で。いい人止まりなのよねぇ」と、残念な結果にならないとも限りません。

「いい人」になるのをすべてやめなさい、ということではありません。素の自分も出しながら、ほんとうの「いい人」と「都合のいい人」のバランスを保っていけば快適に暮らせると思います。

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