今、えずみさんは東京藝術大学美術学部工芸科の1年生。「周りの人からの期待がとても大きく、プレッシャーはあります」と語りますが、大学生活を楽しんでいるようです。
彼女に浪人してよかったことを聞くと「家族が結束して仲良くなれたこと」、頑張れた理由については「自分に期待していたから」と語ってくれました。
負けず嫌いが浪人期間の頑張りを支えた
「親はずっと、自分のやりたいことを応援してくれました。反抗期で会話しない時期もあったのですが、年数制限を設けず、『納得するまでやるといい』と言ってくれていましたし、親も知らない領域だったので、いろんな場所で話を聞いたり、情報を取ってきてくれて、家族の会話が増えたのがよかったなと思います。
また、私は負けず嫌いで、周りが年々受かっていくなかで『この人が受かるなら、私も受かるかも』と自分自身に期待して、諦めなかったのがよかったですね。浪人して悪かったことは何もないと思います」
過去の成功体験で得てきた自信と、負けず嫌いが浪人期間の頑張りを支えてきた彼女は、「正解がない美術を、楽しんでやるものだと伝えていきたい」と語ります。
その明るさと結果が出るまで努力する姿勢が、きっとどんな道を選ぼうと、彼女の人生を明るいものにしてくれるのだろうと感じました。
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