好条件でまじめな30代男性に"お断り連発"のなぜ 「ていねいなお付き合い」が招く思わぬ弊害とは

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人にはそれぞれ性格があって、そうたのように「自分は器用ではないから、複数の異性と同時並行で仮交際をすることはできない」というタイプもいる。だが、筆者は仮交際では複数と交際をすることを勧めている。

これは、先にも記したが、自然に出会って気持ちを通わせ付き合うようになる恋愛結婚と婚活での結婚は、性質が違うからだ。

仮交際では複数と付き合える理由

仮交際中の同時進行は、二股、三股をかけるための時間という意味合いではなく、相手の人柄を知って、自分と相性が合う相手かどうかを見極める時間なのだ。

付き合う相手が1人だと、相手からLINEの返信が遅くても、デートをしたときの反応が悪くても、それを“よし”としてしまう。

相手の気持ちが薄れてきている兆候があっても、それを見ないふり、気づかないふりをして、なんとか結婚までたどり着けないかと、その交際に執着してしまう。

ことに男性の場合、デート代や食事代をすべて支払っていたりすると、そこまで使った時間とお金をムダにしたくないという気持ちが働いて、交際に終止符を打つのがもったいなくなってしまう。なんとかこの交際がうまくいかないかと、すがってしまう。

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婚活で成婚するためには、自然恋愛とは違う婚活の性質を認識して、仮交際期間中は、まずは“3回の壁”を意識しながらも、そのなかで相手が出してくるサインを見逃さないようにすることが大事なのだ。

ただ、婚活のテクニックもさることながら、そうたのように真摯にお相手に向き合っている男性は、必ず相性の会う女性と出会い、結婚していくというのも、またいえることだ。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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