好条件でまじめな30代男性に"お断り連発"のなぜ 「ていねいなお付き合い」が招く思わぬ弊害とは

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そうたと面談をすると、肩を落としながら言った。

「3回の壁を越えたから大丈夫だと思っていたのに、なかなかうまくいかないものですね」

そこで筆者は、「お付き合いを進めていくなかで、お相手側に最初の頃とは違う変化を感じたことはなかったですか?」と聞いてみた。

そうたは言った。「LINEの返信が、だんだんと遅くなっていました」。

最初は、そうたがLINEを朝か昼に入れると、その日のうちに返信があった。それが、2回、3回とデートを重ねていくうちに、翌日返信がくるようになったり、丸1日放っておかれて、翌々日に返信がきたりするようになっていた。

「ただ、返信を負担に思ってほしくなかったので、『返信はできるときにしてください』と言ってあったから、遅くなっていたのは気にしないようにしていました」

LINEの返信速度は気持ちの表れ

LINEの返信速度は、気持ちの表れだと思ったほうがいい。相手からLINEがきたときに、相手に興味があったり、嫌われたくないと思ったりしたら、なるべく時間を空けずに返信をしてくるはずだ。

最初のうちは早かった返信が、付き合いを続けていくうちに時間の間隔が空くようになったら、それは相手が交際に疑問を感じてきた、または、交際に後ろ向きになってきたという表れだ。

なかには「私はLINEが得意でないし、早く返信できるほうではない」と、遅いことを肯定する人がいるのだが、そういうタイプは婚活ではまずは結婚できなし、相手からも選ばれないことが多い。

そうたは、1人と向き合っていたが、多くの婚活者は仮交際のときには複数の相手と交際をしている。

すぐに返信してくる相手、なかなか返信してこない相手がいたら、どちらが選ぶか? 2人に同列の好感度を抱いていたら、すぐに返信をしてくる相手を選ぶだろう。

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