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かつて活躍した高校球児がOBチームを結成し、当時のユニホームで甲子園球場を舞台に戦うマスターズ甲子園。
高校時代に追いかけた甲子園へのあこがれを、片岡さんはまだ諦めていない。しかし、母になった今、もう一つの目標もできた。
片岡さん:息子が、テレビで大谷(翔平)選手のニュースを見ると、画面に向けてボールを投げるまねをするんです。そして、テレビを指さして、『ママ、ママ』って。
プロ野球選手が、子どもに野球をしている姿を覚えていてほしいから現役を続けるという話をよく聞きますが、それってパパだけの目標じゃないよと思うんです。
ママだって、子どもにプレーを見せるために現役を続けたって、いいじゃないですか。
プロ野球選手が、子どもに野球をしている姿を覚えていてほしいから現役を続けるという話をよく聞きますが、それってパパだけの目標じゃないよと思うんです。
ママだって、子どもにプレーを見せるために現役を続けたって、いいじゃないですか。
一人の人間として向き合うことで少しずつ変わっていく
「『男性に負けたくない』と気負いすぎていたことが一番自分を追い詰めていた」と片岡さんは振り返る。
(写真:Womantype編集部)
性別へのこだわりを捨て、一人の「野球人」として選手に向き合ったことで、彼女は壁を乗り越えた。
片岡さん:監督になって3年目に、先輩から「お前が壁を作ってるからみんなが遠慮するんだ」と言われて反省したんです。
「女だから」と性別で縛って勝手に壁を作り、性別に一番とらわれていたのは自分だったんだなと。
壁を壊して言葉でのコミュニケーションを取るようにしたら、分かり合えるようになりました。
「女だから」と性別で縛って勝手に壁を作り、性別に一番とらわれていたのは自分だったんだなと。
壁を壊して言葉でのコミュニケーションを取るようにしたら、分かり合えるようになりました。
女性がマイノリティーとされる環境では、「女性だから」「女性なのに」と思われてしまわないよう、必要以上に頑張ってしまう人は少なくない。
かつて同じ悩みを持っていた先輩として、「自分自身を性別でしばってしまっていないか、一度、考えてみてください」と片岡さん。
片岡さん:一人の人間として目の前の人と向き合ってみると、「意外とまわりはそんなことを思っていないんだ」と気付けるかもしれません。
自分で自分を性別でしばらず、純粋にやりたいことを追求していけば、まわりの環境も少しずつ変わっていくのではないかと思います。
自分で自分を性別でしばらず、純粋にやりたいことを追求していけば、まわりの環境も少しずつ変わっていくのではないかと思います。
文/宮﨑まきこ 取材・編集/石本真樹(編集部)
