スマホから「子どもの目を守る」ための簡単なコツ 大切なのは親が"主導権"をガッチリと握ること

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ご存知かもしれませんが、ペアレンタルコントロールは、親が子どものスマホ利用を管理・制限すること。そのための便利な機能がスマホやアプリには備わっています。

キャリア各社が提供しているフィルタリングサービスや、アップルやグーグル、マイクロソフトといったOSベンダーによるペアレンタルコントロールのアプリなど、選択肢はさまざまです。

子どものスマホ利用は、親が主導権を握る

これらのメリットは、親が主導権をガッチリと握ったうえで、決定したルールに基づいて自動で管理できることにあります。

スマホアイ 眼科専門医が教える目と脳と体を守る方法
『スマホアイ 眼科専門医が教える目と脳と体を守る方法』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

スマホの機能を使えば、1日の制限時間が来れば無慈悲にシャットダウンします。機種やアプリ任せですから感情が入りこむ余地はありません。

中高生になって自分の部屋でスマホを利用したがったときも、姿勢に気をつけるよう注意したうえで、ある程度は認めることができますね(万が一姿勢を守れていなくても、時間は守らざるをえません)。

また、使える時間帯についても、24時間いつでも使える状況は改めておきましょう。

睡眠への影響も考えると、就寝の2時間前ぐらいで区切るのが理想です。

松岡 俊行 医学博士、眼科専門医

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

まつおか としゆき / Toshiyuki Matsuoka

1992年京都大学医学部医学科卒。1996年京都大学大学院研究科、2001年10月、ロンドン大学UCL(University College London)客員研究員。京都大学大学院在学中に「Science」に、ロンドン留学中に「Nature」に論文掲載。2008年、京都大学 大学院 医学研究科准教授。2019年、大阪府吹田市に江坂まつおか眼科を開業。2021年、医療法人アメミヲヤ設立。2022年、「近視の撲滅を目指す Dr.まつおか」YouTubeチャンネル開設。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事