スマホから「子どもの目を守る」ための簡単なコツ 大切なのは親が"主導権"をガッチリと握ること

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よく「ボウリングの球くらい」と例えられるように、思った以上に頭は重たいことがわかります。首をガクッと折り曲げて俯いてスマホを見ていると、この頭の重量が首にズシリとのしかかります。首を曲げるほど負担は2倍、3倍、4倍と膨れ上がります。

この状態が続くと首の筋肉に負担がかかり、硬く収縮します。そして筋肉が収縮したまま戻らなくなり、首が前に出てしまった状態がストレートネックです。本来、首はS字に緩くカーブしているのが自然なのですが、そのカーブが失われてまっすぐになってしまうのです。

このストレートネックは「スマホ首」とも呼ばれ、首や肩にかかる負担が大きくなり、凝りや痛みも起こりやすくなります。

また、悪い姿勢で近くを見続けると、首の後ろ側にある「後頭下筋群」という筋肉群に負荷がかかり、過緊張を起こします。「後頭下筋群」は眼球運動などをサポートする筋肉で、過緊張が続くとピントが合わせにくくなり、眼精疲労や頭痛の原因になります。

制限時間になると強制的にアプリを停止

私も子どもにスマホを使わせるときは神経を使いますが、今のところ長時間利用に対する心配はあまりしていません。スマホのアプリを子どもが使い始めて一定時間経つと、私のところへやってきて「見られなくなっちゃった」と申告してくる仕組みになっているからです。

要するに、ペアレンタルコントロールの機能を使って、制限時間になると強制的にアプリの利用が停止されるということです。

こうしておくことで、私の裁量のなかで利用を延長させたり、あるいは「どうしてもう使ってはいけないのか」を話したり、都度対応することができます。何より子どもとのコミュニケーションの機会にもなるので便利です。

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