「スマホ入浴」増加、無意識の長風呂に潜むリスク お風呂で動画や映画に夢中になる人は多いが…
住宅設備メーカーのLIXILが「長風呂に関する意識調査」を実施した。LIXILのリリースによれば、「20分以上の全身浴」は長風呂にあたるという。
調査結果を見ると「長風呂」という認識なしにスマホを持ち込み、長時間の入浴になっている人も多いようだ。長風呂の実態や注意点ついて、考えてみたい。
約半数が入浴中にスマホなどを使用
防水性の高いデバイスが普及したこともあるのだろうが、入浴の際にスマートフォンやタブレットなどを持ち込む人が増えている。
LIXILが10代~50代男女3163人に「お風呂に入る際、スマートフォンやタブレット、浴室テレビを使用することがあるか」聞いたところ、過去1回以上あると回答したのは49.8%とほぼ半数。そのうち「過去に数回」レベルの割合は12.5%なので、「必ず」「ほぼ毎日」「ときどき」持ち込んでいる人が相当いることが分かる。
実は筆者もポータブルの浴室テレビを持ち込むことがある。活字中毒なので、本を読むことの方が多いのだが、気になるテレビ番組が入浴時間と一部重なるときなどは浴室テレビの出番となる。
本を読む場合もテレビを見る場合も、何もしないときよりは長時間浴槽に浸かっていると感じている。
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