若手社員が知らない接待・会食で失礼のない作法 正しい上座・下座を知っていますか?

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このようなマナーがあるように日本はもちろん世界でも、会食での食事の量は気にすべきおもてなしポイントとなっています。

フードロスを気にするのであれば、余った料理を持ち帰り用として詰めてもらえばまったく問題ありません。

ぜひ多めに食べ物・飲み物を用意してください。そして「よく食べた。満足です」という言葉をお客様から引き出しましょう。満腹を意識することは会食の大原則です。

接待はその日で終わりではない

会食のお礼は「その場・翌日・次回会ったとき」の3回言う

「自分が人にしてあげたことは忘れない。でも他人にしてもらったことはすぐに忘れる」

これが人間のやっかいな性(さが)です。そんな性のひとつに会食のお礼があります。

お客様に貴重な時間をいただいたり、上司にご馳走してもらったときなどは、きちんと&しっかりとお礼を言わないと、礼儀知らず・恩知らずと思われます。

そこでおすすめなのが「会食のお礼は3回言う」というおもてなしです。

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① お店を出たあとに「本日はありがとうございました」とお礼を言う(基本ですね)。

② 翌朝に対面・電話・メールなどでお礼を言う(メールの場合は、会食の場のエピソードなどを書き、きちんと覚えている感を出す)。

③ 次回会った際に「この前は貴重な時間をありがとうございました」と言う(まだ覚えてくれているのか! と思ってもらえます)。

このように「その場・翌日・次回会ったとき」の3回お礼を言うくらいで、ようやく相手もきちんとお礼を言われたと認識します。

目上の人は、お礼の言葉がない人(少ない人)に軽い失望をずっと抱いています。

だからこそ感謝の気持ちは大盛りくらいがちょうど良いのです。

後田 良輔 ビジネス書作家

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うしろだ りょうすけ / Ryosuke Ushiroda

1972年生まれ。大手3大広告代理店に営業職として勤務し、「誰でも使える気配り術」を駆使する気配りのプロフェッショナル。特別丁寧に接しなければならない顧客との交流で磨かれたスキルと、「東京・名古屋・大阪」のビジネス三大都市で、実際に勤務して身につけたリアルな経験を組み合わせ、独自の「誰でも使える気配り術」を開発。『逆境を活かす! 就活面接「エモロジカル理論」2015年度版』(実務教育出版)、『落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる! ぶっちぎり理論38』、『気配りの正解』(ともに、ダイヤモンド社)、『ミスを最大のチャンスに変えるリカバリーの技術』(明日香出版社)などがある。

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