学校に広がるAI生成「ディープヌード」の大問題 未成年女子を襲う新種の性被害

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ビバリーヒルズ統一学区の教育長マイケル・ブレギー。学区内にあるビバリービスタ中学校では5人の男子生徒が女子クラスメートの露骨なAI生成画像を作成し共有していたことが発覚し、学校側が2月に警察へ通報した(写真:Tracy Nguyen/The New York Times)

ウェストフィールド公立学校は3月下旬、ニュージャージー州ウェストフィールドにある地元の高校、赤レンガ造りの複合施設で定例理事会を開催した。だが、ドロタ・マニにとって、その会議は「定例」で済まされるようなものではなかった。

男子生徒が拡散したフェイク画像に学校は…

マニの14歳の娘、フランチェスカを含むウェストフィールド高校の10年生の女子生徒数名が、クラスの男子生徒が人工知能(AI)ソフトウェアを使って自分たちの露骨な性的画像を捏造し、それらを拡散していると学校側に通報したのは昨年10月。

それから5カ月が経過しても、マニ一家をはじめとする複数の家族によると、学区当局はフェイク画像問題に公的に対処することも、AIの悪用を防止するべく学校の方針を更新することも、ほとんどしていない。

学区当局は声明で、事件を知った時点で「直ちに調査を開始」するとともに警察に通報して助言を求め、10年生のクラスにグループカウンセリングを実施したと述べた。

「どの学区も、生徒たちがいつでもどこでも利用できるAIなどのテクノロジーがもたらす課題や影響と格闘している」。ウェストフィールド公立学校の教育長レイモンド・ゴンザレスは声明で、そう述べている。

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