なぜアナタの「褒め方」はどこか白々しいのか

効果的な"承認サイン"を部下に送る方法

あなたの「褒め方」でちゃんと部下に伝わっているでしょうか(写真:nito / PIXTA)

「今日の服、ステキだね!」と褒めたつもりが、「気持ち悪い」とセクハラ疑惑をかけられてしまう。「さすが、有名大学出身者は違うね!」と褒めたつもりが、「嫌味を言われている」と勘違いされる……。どちらも、ビジネスの現場でよく見聞きする事例です。

部下育成のために、上手く褒めてコミュニケーションを取りたいのに、なかなか思うようにいかず空回りし、さらに悪い場合には「ハラスメント!」なんて言われてしまうこともあるのが現実です。

しかし誰しも、「褒める技術」は身につけたいもの。今話題の「ビリギャル」でも、教師や親が「褒める」ことと「認める」ことを大切にしたかかわりを持ち、本人の「自信」と「やる気」を引き出していますよね。では、どうすればそんなふうに上手く相手を褒めることができ、モチベーチョンアップにつなげられるのでしょう?

踏み込んでほしくないけど、かまってほしい

最近の職場で多く見受けられるのは、他罰的な傾向を持つ人たちです。他罰的とは、「自分の仕事がうまくいかないのは、上司の指示の出し方のせいだ」「自分の能力をきちんと認めない周りが悪い」などという思考傾向。また、他人と深く関わるようなコミュニケーションが苦手で、自己肯定感が低く、プライドが高いのも特徴です。

一見、繊細に見える彼らに、どう対応してよいのかわからないという悩み相談は実に多く寄せられます。「かまってほしい。でも、あまり踏み込んで来ないかまい方にして」というのが彼らの本心なのでしょうが、これに周りが混乱してしまうのは無理もないでしょう。

周りとのコミュニケーションが希薄な割に、周りからの評価を必要以上に気にする彼ら。上司からの承認は必須ですが、必要以上に気を遣ったり、腫れ物に触るように関わったりする必要はありません。どんな組織も指示命令系統があって動いているので、ある程度、強い態度でルールを示したり、指示を出すことも求められるのです。

ただもちろん、それだけではうまくいかないことも多いので、「自然な形で」彼らの存在を認め、褒めていくことが必要です。

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