「大阪・関西万博」が赤字の場合、大阪府市で負担も 大阪府の吉村洋文知事が赤字負担に言及

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以下、番組での主なやりとり。

梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー):万博をきっかけに将来的な実用化を目指す乗り物にも注目する。都市部での渋滞解消、災害時の利用など次世代の交通手段として期待されている『空飛ぶクルマ』。客を乗せて万博会場と関西空港などを往復する商用運行を目指している。現在、海外の事業者を含む4社が開発を進めており、うち1社は日本のベンチャー企業が取り組んでいる。

橋下徹氏(弁護士、元大阪府知事):これ、『空飛ぶクルマ』と言っているが、陸送のクルマがそのまま飛ぶわけではない。これはドローンだ。はっきり『有人ドローン』『人乗りドローン』だと言うべきだ。『空飛ぶクルマ』と言うと、「いや、クルマ(として)走れないじゃん。こんなん嘘やんか」と言う人が絶対出てくる。これはドローンですよね。

吉村洋文氏(大阪府知事):技術的にはドローンだ。これはドローン。むしろよく「ヘリコプターでしょう」と言われるが、ドローンに近い。電動で、垂直(移動)が非常にやりやすい。自動運転もやりやすいそうで、機能的にはドローンに非常に近いクルマ。

橋下氏:じゃあ、きょうから『有人ドローン』でいいのではないか。『空飛ぶクルマ』では絶対批判出てくるから。

(写真:FNNプライムオンライン)

大丈夫?大阪万博“万博リング”物議

安宅晃樹キャスター(フジテレビアナウンサー):万博のシンボル『大屋根リング』、いわゆる『万博リング』。1周約2km、高さは最大で20メートル。完成すれば世界最大級の木造建築となる。京都の清水寺の舞台をほうふつとさせる、木材を格子状に組んで作られるリングだ。当初はリング状ではなく、中心を作らない離散型のものだった。しかし、会場コンセプトの「多様でありながら、ひとつ」を表現するためリング状になった。リングの屋上には幅8メートルの歩道があり、会場を眺めながら散策できる。また、リングの下は通路になると同時に雨や日差しなどを遮る役割もある。現在8割が出来上がっていて、今年9月下旬にはリング型につながる予定だ。

では、このリングは閉幕後、どうするのか。いくつか案が上がっている。①高速道路の料金所のゲートや歩行者デッキ、仮設住宅などの骨組みとして利用する案。さらには、②家具、ベンチ、ボルダリングの壁などに使う案。そして③リングの全部または一部を残す案など、さまざまな案がある。

松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員):これについて一部を(レガシーとして)残すことを考えているのか。

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