営業に必須なのに意外と知らないあの英語 60日集中特訓!ビジネス英語術 第4回

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見積書のやり取りもこれでOK!

取引先とのやりとりで頻繁に登場するにもかかわらず、意外と知られていないのが、「見積書」という英単語。今日はメールで見積書を依頼する時のフレーズについて、適切な表現を勉強しましょう。

わかりやすくすることが何より大事

見積書に関するメールでは数の表示がありますが、文章で長々と並べるよりは、段落を変えて相手が読みやすいように、そして数を間違えにくくするためにも、アイテム×数で並べていきましょう。

例:No.28998×50
   No.29997×30
   No.33398×50

By when do you need an estimate (≒quote)?
いつまでに見積書が必要ですか?
By when~? いつまでに~  

よく使われる表現です。疑問詞whenが一番前に来ないので慣れないと違和感を感じたり、少し堅く感じるかもしれませんが、メールではよく使う表現です。

estimate   動詞:見積もる・評価する・判断する
           名詞:見積り・概算・見積書
quote          動詞:引用する・(実例・典拠)を示す
                   名詞:見積額

この2つ、名詞の意味だけ見ると同じようですが使い方が違います。estimateは見積の概算であり「大体この金額です」という事を取引先に教える時に使います。ですので、後から変更することも可能です。

一方quote(quotation)は確定している見積額なので、後から金額を変更することはできませんので、使い分けに注意が必要です。

見積もり依頼をする場合は以下のように聞きましょう。

We would appreciate you sending us an estimate for this product by Friday.
この製品の見積もりを金曜日までにお送りいただけますでしょうか

「Please send us~」とすることも可能ですが、ビジネスでは「していただけるとありがたい」というニュアンスのある、「appreciate」をよく使いますので、覚えていくと便利です。

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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