子供の推薦入試を「否定的」に見る親に欠けた視点 推薦入試導入した意図、どのように対策する?
「なんとなく英語が話せるようになりたいから、国際教養学部に行きたい」とか、「スポーツが好きだから、スポーツ科学部を選ぶ」といった具体性のない漠然とした理由では、総合型選抜では合格は勝ち取れません。
なぜこの大学なのか。大学4年間で何を学びたいのか。どのような授業を受講したいのか。どの教授のもとで、どのような指導を受けたいのか、などの質問すべてに答えられるような、学部への深い理解が必要です。
総合型選抜で合格した生徒の志望理由書
実際に、総合型選抜で合格した生徒たちの志望理由書を見てみましょう。
1つ目は、上智大学の総合人間科学部教育学科に合格した生徒の志望理由書です。
(中略)
2つ目は、同じく上智大学の文学部新聞学科に合格した生徒の志望理由書です。
同じ大学の志望理由にもかかわらず、学部によって学生に求めているものが、まったく違うことがうかがえます。合格した2人の志望書を見ると、大学での目標、どの教授の下で学びたいのか、などが明確に書かれています。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら