東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?

「人と話さない」と"記憶系"の働きが鈍くなる脅威 脳を活性化させるためにいますぐできる対策は

6分で読める
  • 加藤 俊徳 医学博士/「脳の学校」代表
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

なぜかというと、そこに記憶をつなぎとめる「言葉」が介在しないからです。

電車に乗っていると、誰もがスマホだけを無言で見つめています。あれだけ大勢の人がいるのに、周囲のことはまったく気にもとめません。スマホの中で繰り広げられる世界だけに、一言もしゃべらずに没頭しているのです。

脳は眠っている状態

もし彼らの脳内を診断したら、きっとワーキングメモリの「思考系」と「理解系」以外の脳はほとんど働いていないはずです。まさに眠っているような状態ではないでしょうか。

『なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ここで、脳を活性化させることができるのが、「言葉」です。

本来ならスマホの情報をもとに、周囲の人と感想を言い合ったり、雑談すれば記憶に結び付くわけです。でも、電車の中ではそれもできません。

そこで、ひとり言の出番です。スマホを見ながら何かしらひとり言をつぶやいてみるのです。声に出すのがはばかられるのであれば、頭の中で言うのでも構いません。

海馬は、言葉に刺激されます。すると「記憶系」が働き出し、脳がようやく働き出すことができるはずです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象