年に4000万円稼ぐ男性に近づく婚活女性の「熱量」 「好条件なのに結婚できない」男女は少なくない

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彼女たちの誤算は、年齢を重ねてしまったために思い描いていた結婚がより一層手に入りづらくなったこと。ただその状況を認められないプライドがある。

男性が自分をどのくらい大切に扱っているか、いつも神経をピリピリさせながら様子をうかがっている。少しでも自分をぞんざいに扱ったと感じると、そこに怒りを覚えて、交際終了を出してくる。

プライドは高いが自信はない

次に、玉の輿結婚を夢見て婚活しているきみえタイプは、高級店で食事をする、ブランド物を身に着けることができる自分に価値を見出している。結婚して子どもができたら、私立に入れて教育するなど、最高の教育をしたいと考えている。そんな夢を叶えてくれる相手を探している。

これらの女性たちに共通していえるのは、“ここまできたのだから、一発逆転の結婚をしたい”という気持ちではないか。まわりがうらやましがるような相手と結婚をして、あっと言わせたい。

例えるなら、ガラスの心臓を鉄の鎧でまとって婚活している状態だ。プライドは高いのだが、自分の核心部分には自信がない。だから、男性が少しでも自分の意に沿わない言動をすると、直情的にキレたり、怒ったり、交際終了を出してきたりする。

また、たかひさのようなタイプの男性は、昭和の時代なら通用したが、現代においてはかなり時代錯誤の結婚観を抱いている。現代は、男女が同じ目線に立って、イコールな立場の関係を築いている夫婦が理想とされている時代だ。

ただ1つ言えることは、お金持ちの男性と結婚したいと思っている女性は、一定数いる。そうした女性を探したら、案外するっと結婚できるかもしれない。

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そして、お金持ちの男性と結婚したいと思っている女性は、お金が権力であることを知っておいたほうがいい。

自分が稼いだお金で家族に裕福な暮らしをさせようとしている男性は、どうしても上から目線になるし、自分のスケジュールにパートナーや家族を従わせようとする傾向にある。その結婚を自分が望むかどうかだ。

婚活をしているのになかなか結婚できない人たちは、もう一度自分の婚活への考え方を、見つめ直して、軌道修正してみるといいかもしれない。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラYouTubeも開設。

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