「見た目は中年・心は乙女」シニア婚活で見た女たち 「私、金のかかる女なの」と言い放つ47歳の強気

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コロナ禍で1人は寂しい……と婚活を始めたシニア男性が出会った女性たちの話です(写真:USSIE/PIXTA)
新型コロナウィルスの蔓延からすでに2年以上が経過している。下火の兆しが見えてきたかと思いきや、新しい変異ウイルスの出現で、完全終息とはならない。
行動や人との接触が制限されるなか、異性と出会うことで関係がスタートする“コロナ禍の婚活事情はどうなっているのか“とよく聞かれる。この2年間を仲人見すると、コロナ前に比べて40代、50代の婚活希望者が圧倒的に増えた。独身のまま歳を重ねることに孤独を感じた人が多かったからだろう。しかしながら、この年代で結婚相手を探すのは、なかなか簡単なことではない。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声と共にお届けしていく連載。今回は、シニア婚活がなぜ難しいのか、その問題点を探る。

かずお(仮名、52歳)が入会面談にやってきた。大手メーカーに勤め、年収は1000万円。3年前に21年間暮らしていた妻との間に離婚が成立した。息子が1人いるが、現在は関西の大学に通っているという。

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「息子が大学に入学した年に、離婚を切り出されました。私は仕事がら出張が多く、家を空けることも少なくなかった。元妻は、もう何年も前から付き合っている男性がいて、息子が大学に入ったら離婚をしようと考えていたようなんです。

私にとっては青天の霹靂でした。他の男に気持ちを移した元妻には腹立たしさを覚えましたが、つなぎとめておく未練も情熱もなく、あっさりと離婚に応じました」

そこからは、気楽な独身生活が始まった。

気楽な独身生活を一転させた新型コロナ

「今の時代、コンビニやスーパーに行けば、お一人様分の食事はいくらでも調達できるし、洗濯は洗濯機がやってくれる。男の一人暮らしだと家もそんなに汚れないから、掃除も1週間に1回程度。相変わらず出張も多かったし、気楽な独身生活でした」

ところが、コロナの感染が世界中に広まり、日本でも感染者が日に日に増えていった一昨年あたりから、出張もパタリとなくなり、家でリモートワークする日々が続くようになった。

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